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間伐と植樹生物種の保存
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Report間伐と植樹

2023.05.15

杉の間伐

日の当たらない森

森に光を注ぎ、風を通す。

ryugonの森は何十年もの間放置され、手付かずの状態でした。密になりすぎた杉は細く、長く育ち、土地の光を遮りながら大きく成長し、土地は一年中暗く、日の当たらない環境になりました。植物もシダ類やコケ類などが多く、風通しも悪い森が広がり、ryugonの建物自体も日陰にさらされていました。
杉は建築材を目的として人の手によって植えられたもの。本来あるべき森の姿にすることで、森が若返るという思いから、2019年6月に140本の杉の間伐を行い、森の保護を目的とした活動を始めました。

生き返る森

日の光を浴びる植物たち

間伐後に森に変化が起きました。今まで全く成長していなかったサクラや楓などの広葉樹が、息を返したかのようにぐんぐん伸び始め、山の斜面で斜めになっていた木々も上へと成長を始めます。他にも新たな芽吹きも出始めています。一方で、今まで雪を支えてきた杉が減った事により、倒れてしまう木もありました。これも自然環境への順応です。

次の間伐に向けて

次の間伐に向けて

現在ryugonの森の間伐は約60%の面積を行いました。残りの40%はまた次回の取り組みになりますが、ryugonの森をただ減らすだけではなく、間伐した杉の資源価値を活用できる取り組み向けて活動を行います。この活動も私たちだけではなく、地域やお客様にも参加できるプログラムとして提供し、ここへ訪れる人たちとryugonの森が、もっと近くなる環境を作りを目標に取り組んで行きます。

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